では、資産運用に失敗しないための条件をそれぞれ見ていきましょう。

まず、資産運用についてしっかりと知ることが重要です。
資産運用の内容やリスクについてしっかりと把握しておけば、間違った情報に左右されなくなります。

貯金ではダメなの?

貯蓄は徒歩、資産運用はドライブ

日本人の傾向として、よく貯金をします。
そして、資産運用というと「失敗する」「危険」といったネガティブなイメージを持たれるかもしれません。

確かに貯蓄は安全確実で狂いのない計画が立ちます。
そこからは人が歩いて旅をしていたころの堅実さが連想できます。

それに比べたら、資産運用はドライブのようなものです。
大変に便利で効率的ですが、リスク(事故や故障)もあります。
コストもかかります。
しかし、歩いていては目的地に着けないときにドライブを選択するのは、旅も人生も同じです。

貯金は徒歩、資産運用はドライブ

「可愛い子には旅をさせよ」の格言どおり、お金に長い旅をさせることで人生は豊かになります。

かつては貯蓄だけで資産運用ができた時代がありました。
6%と7%という利率の貯金や預金があったからです。
しかし、今や超低金利時代となり、0.5%が倍の1%となったところで大したことはありません。
人生に影響を与えるようなインパクトは持っていません。

貯蓄は使うお金の保管場所、使わないお金を資産運用に

生活や消費に必要なお金をいつでも引き出せるように置いておくのが銀行口座への貯蓄です。一般的には3ヶ月分くらいの生活費があれば十分といわれています。

貯蓄は、使うためのお金の保管場所と考えるとよいでしょう。
長期的に保管しておくべきではないと言えます。
なぜなら、貯蓄しているお金は長期間のうちに目減りしていくからです。
すぐ使うお金は貯蓄、使わないお金を資産運用する
現在の貯蓄の利率では物価上昇に勝てないからです。

ですから、将来の為に備えておくうえで、重要なのが資産運用です。
5年以上、10年、20年後を想定して資産を増やしておきます。

資産運用となると、以前は、保険商品ぐらいしか有りませんでした。
しかし今では、個人が自分のライフプランに合わせた資産運用を、妥当なコストとリスクコントロールで自在に行える時代となりました。

資産運用と投資の違いは?

投資は攻撃的、運用は戦略的

ここまで取り上げてきた「貯蓄と資産運用の違い」はご納得いただけましたか?
「資産運用と投資はどう違うの?」という質問も聞こえてきそうです。

資産運用には、個人向け国債購入のように防衛的な運用から、投機に近い高リスクの運用まで、無数のバリエーションがあります。
投資も資産運用の一部ですが、投資は積極的に利益を追求する姿勢を感じさせます。
ある意味では攻撃的な運用スタイルです。

しかし、資産運用は、攻撃的から防衛的までさまざまです。
むしろ、お金の目的を達するために、どんなコントロールをするかという選択肢を用意できるので、戦略的という言葉がぴったりきます。

将来必要になるお金の金額や人生設計によってリスクをコントロールできるのが正しい資産運用のありかたです。

あなたの人生設計にあった計画を考えてくれるアドバイザーを雇う

人生プランを一緒に考えてくれるアドバイザーを雇う
資産運用はあなたの人生の目標や価値観にあった計画を立て、それにあった方法で行う必要があります。

目標や目的に基づいた資産計画を立てることが出来れば、計画を実現するために一番リスクの低い方法をアドバイザーに教えてもらうことが出来ます。

しっかりとした計画や目標がないと「これが儲かりますよ」「これからは、◯◯ですよ」といった情報に惑わされてしまいます。

できれば、あなたの人生設計から一緒に考えてくれる経験豊富なアドバイザーを雇うことが重要です。

個人レベルでの資産運用が発達しているアメリカでは、「まずは、質の高いファイナンシャル・アドバイザーを雇うこと」が一般的です。

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    失敗しない資産運用

  1. 資産運用のトラブルや失敗するケース
  2. 条件1 資産運用について正しく理解する
  3. 条件2 リスクをコントロールする方法を知る
  4. 条件3 資産運用の必勝のルール
  5. 条件4 分散の必勝ルールを知る
  6. 条件5 リーマン・ショックでも生き抜く着実な資産運用手法を知る
  7. 条件6 優秀な投資信託と証券会社のポイントを知る
  8. 条件7 優秀なアドバイザーを低コストで活用する
  9. ネット証券のリスク把握していますか?
  10. 世界分散投資を成功させる5つのステップ
  11. 投資信託が優れている4つのポイント!