半数の人は損をしている?

こんにちは。

今回お送りする過去のメルマガは、

2018年7月24日配信「半数の人は損をしている?」です。

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おはようございます!ファイナンシャルDr.北川です。

投資を考えている人が聞いたら、ドキッとするようなニュースが流れました。
「投信で投資をしている個人の半数が損している」と、
金融庁が、2018年6月末に発表したのです。

金融庁は、かねてより、銀行のあこぎな勧誘営業を、批判してきましたが、
今回は、銀行(投信を販売する金融機関)に対して、
顧客の運用損益や、投信のリターン実績を、公表することを求めました。
その伏線として、冒頭の「半数が損」説を流したのです。
「貴行が顧客本位であるなら、実績を公表してみろ」というワケですね。

この「半数が損」説は、さまざまな憶測を生みそうです。
1、投信とは、もうらからない商品だ?
2、銀行は、もうからない投信を売っている?
3、個人は、もうからない運用をしている?

一つの結論だけで、すべてを判断してしまうのは、思考停止です。
一つの数字から、典型的なパターンを想像してしまうのは、
想像力の欠如であり、だまされやすい人であることの証明です。

先ほどの憶測が間違っているという反証を、書かせていただきます。
私が知っている300人以上の個人投資家の実態です。

1、投信を買って、損をしている人は、まったくいない。
2、13年も毎月購入を続けている人の運用利率は年7.5%。

同じ投信を買っているのに、何が違うのでしょうか?

前者の銀行顧客の個人投資家は、投信の保有が、1~2年と短いです。
したがって、少し利益が出ると、すぐに売ってしまいます。
ということは、保有中の含み益が少ないので、
今回の調査では、良い成績として捕捉されていません
(たとえ、増える投信を買ったことがあったとしても)。
持っているのは、塩漬け銘柄ばかりという実態だからです。

そもそも、投信という商品に、罪はありません。
どんな商品にも、ダメなものと優れたものがあります。
運用成績が悪いとしたら、それは、扱っている販売者か、
買っている個人投資家のいずれかのせいなのです。

販売する金融機関の営業マンが、短期売買を誘導しているか、
個人投資家が、長期投資のメリットを知らないのか。

そして、もっとも大事なのは、マインドコントロール!
投資にまつわる感情と、どう付き合っているかです。

お金を失う恐怖心を、どう乗り越えているのか?
お金を増やす辛抱を、どこでしているのか?
何を提供しているかという商品の問題よりも、
商品をどう扱うかという、利用方法の方が、圧倒的に重要なのです。

リスク商品との付き合い方を、どう啓蒙していくか?
そこに、日本人の投資文化が成長するためのカギがあるのであって、
悪質な勧誘や利益相反行為を追求するだけの取り締まり行政では、
この国の投資音痴がいつまでも治らないと、私は思っています。

「貯蓄から投資へ」の流れを、失速させないためにも、
誤った方法で行う投資の失敗事例を喧伝することよりも、
正しい投資で、当たり前にもうけることができる成功事例をこそ、
世に広しめて欲しいと切に願う次第です。

皆さんの投資は、いかがですか?
損しているか、得しているか?
もし損をしているとしたら、その理由は???

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
皆さんの英知が、正道を見出しますように!

北川邦弘公式ブログ運営スタッフより***************

いかがでしたでしょうか。

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