ステイイン・ザ・マーケット

こんにちは。

今回お送りする過去のメルマガは、

2018年2月20日配信「ステイイン・ザ・マーケット」です。

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おはようございます!ファイナンシャルDr.北川です。

投資オンチといわれる日本人には、いくつかの特徴的な行動パターンがあります。
その一つが、ひんぱんな売買を繰り返すことです。
マーケットに入ったり出たりすることを、
「マーケットタイミングをはかる」といいます。
これが上手くできれば効率がよいのですが、逆のことになると機会損失を作ります。

たとえば、先週の2月2日のような大きな株価調整の後に、株価は停滞を続けます。
大きな下げの後には、もっと大きな下げが来るような気がして、
心配して人は株式市場から一時撤退しがち。

だから、「また上がりだしたら戻って来よう」と思うわけです。
下がるリスクを回避するために、マーケットから退場します(売ります)。

そうしたときに起こりがちなことが、急な反発です。
あるいは、反騰ともいわれます。
停滞相場にいっぺんにエネルギーが戻ってきて、再び力強く上がり始めます。

悲観的に考えて退場していた人は、自分の思惑と反対方向に相場が動いたとき、
素直に流れに従えません(買い出動できません)。
自分の予測が間違っていたとは、やっぱり考えたくないので、
マーケットの変化に対してとっさには動けないのです。
そうなると、下落におびえた結果として、
株価急騰というご褒美を取り損ねることになります。

過去の日本株式市場において、こんな統計があります。
1951年から2001年までの50年間の株価推移に関してです。
1951年末に100円を株式市場に投資したと仮定すると、
2001年末には資産は2万8880円に成長していました(288倍になりました)。

ところが、同じ100円を投資していたとしても、
株式市場の毎月のリターンのうち、
リターンの高かった上位25カ月のリターンを取り逃したとすると、
資産はわずかに1245円にしか成長しなかったことになります(たったの12倍)。
つまり、投資期間のうち4%だけマーケットから離れたことで、
リターンの95%と取り逃すことになったのです。

同じような統計は、米国株式市場にもあります。
こちらは、1925年から2001年までの75年間の統計です。
1925年末に1ドルを投資したと仮定すると、
2001年末には2279ドルに成長していたことになります(2279倍になりました)。

しかし、同じく1ドルを投資していたとしても、
株式市場のリターンのうち、上位38カ月のリターンを逃したとすると、
わずかに15ドル97セントにしか成長しなかったことになります(たったの15倍)。
米国においては、投資期間のうちの4%だけマーケットから離れたことで、
リターンの99%を取り逃すことになりました。

投資期間の4%とは1年間でみるとどのくらいでしょうか?
それは銀行営業日ベースで計算すると、たったの10日間です。
マーケットにいなかった日数が1年間のうち、たった10日だけだったとしても、
それが最高に反発した(下落のあとの反騰)後の10日であれば、
ほとんどのリターンを取りこぼすことになるのです。

こんな事実から、普通の人が確実にもうけるには、
マーケットから出入りしないことが鉄則であると、私は考えます。

感情に左右された判断から売ったり買ったりを繰り返していると、
損をしていくワケがお分かりいただますか?
投資をし続ける(マーケットに居続ける)ことが、
必然の恵みを受け取る最上の方法なのです。
長期投資家の合い言葉は「ステイ・イン・ザマーケット(Stay in the market.)」。

以上は、5年前に、私がAll Aboutに投稿した記事を、一部アップデートしてみました。
マーケットの振る舞いも、人間の行動も、いまだ変わっていません。
ここで学べる人と、学ばない人の差がついてきます。

今日も、最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
皆さんが、ステイインできていますように!

北川邦弘公式ブログ運営スタッフより***************

いかがでしたでしょうか。

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