お金を失う悲劇との付き合い方

こんにちは。

今回お送りする過去のメルマガは、

2017年11月15日配信「お金を失う悲劇との付き合い方」です。

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おはようございます!ファイナンシャルDr.北川です。

経営破綻した旅行代理店の債権者集会の報道を見ました。
客の旅行費用の前金をかき集めて、会社はそのまま倒産。
旅行は不成立、前金も戻ってこないという悲惨な状態でした。

私が注目したのは、お金を失った人たちの反応です。
泣く、怒る、しまいにうつ病になる人まで。
旅行代金ですから、数十万円のことです。
そこまで深刻な被害者がいることに驚きました。

悔しい、許せないという気持ちは分かります。
もちろん、お気持ちは分かりますが、
平常心をみずから壊してしまうほどの反応をしては、
人生の時間がもったいない。
被害は被害として割り切って、
早く日常を取り戻してほしいと願うばかりです。

と申す私も、過去に百億円の借金に苦しんでいた時期がありました。
精神的苦痛だけなく、多くの個人資産も失いました。
しかし、そのおかげで今の自分の豊かさがあると思っています。
お金を失う辛さや怖さと向き合うことで、
現在の穏やかな境地に達することができたのです。
すべては、心の受け止め方次第だと思いました。

お金に関して、今日は3つのことをお伝えしたいと思います。
まず第一に、前金とは戻ってこないことがあると覚悟しておくべきこと。
前金で支払うということは、
万が一没収されてしまう場合もあるのだと考えておくべきです。
だから、早割は安くなるのです。

もし、前金の不確実性が許せなければ、前金取引を止めるか、
何らかの前金保全策を講じること。
取引の基本は、いつもキャッシュオンデリバリー。
現金と交換が商取引の原則なのです。

第二に、お金を失う不条理について。
私たちは、人生の中で、いろいろな失敗でお金を失っています。
チケットを買ったけれど、風邪を引いて行けなかったイベント代。
受講料を払ったのに、最後まで続かなかった勉強会。
高価なシャツを買ったのに、サイズ違いで一度も袖を通さなかった衣装代。
オレオレ詐欺で、悪人にお金を贈呈してしまうことまであります。

人生においては、それらの喪失は、コストではないでしょうか。
完璧な人生などありませんし、お金の使い方を誤ることもあります。
お金を失うことで、貴重な学びを得ることもあります。
詐欺や前金没収に限らず、思わずお金を失うことがあります。
そうした不条理な現実を受け入れる度量も必要です。

第三に、お金は前向きな思考から生み出されるということ。
肉体労働であろう、製造業であろうと、どんな仕事であれ、
報酬は、人間の思考や意図から生まれてきます。

思考は未来の可能性に向けられるべきです。
過去の失敗や後悔にとらわれているときは、
新たなお金を生み出すことができません。
従って、失ったものを取り戻すこともできないのです。

どんな理不尽なことでお金を失ったとしても、
私たちは、気持ちの持ちようで、お金を再生することができます。
報復や追求の矢を他人に向けることよりも、
もう一度、自分でお金を生み出すヤル気を燃やせばいいのです。
心の切換えができたとき、ご褒美としてのお金を使うことは、
いっそう楽しくなります。

今日も、最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
お金と心の正しい関係を、今週も維持してください。

北川邦弘公式ブログ運営スタッフより***************

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