日経2万円越えも楽観できないワケ

こんにちは。

今回お送りする過去のメルマガは、

2017年6月6日配信「日経2万円越えも楽観できないワケ」です。

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おはようございます!ファイナンシャルDr.北川です。

6月1~2日の2日間で、日経平均株価は500円高となり、
因縁の2万円ラインを大きく突破しました。
世界の中でも、先週の日本株の反発は際立っています。

なぜ、因縁の2万円ラインというのかというと、、、。
日経平均株価は2万円に近づくと、株価は頭を叩かれて沈んできました。

2000年以降で、2万円を越えた日が何日あるかご存知ですか?
なんと、たったの86日しかないのです。
特に、この2年間は、2万円は高値の花でした。
2万円は、越えるに越えられない高い壁だったのです。
しかし、5月に入ると、今度こそは2万円を突破すると言われていました。
今回は、以前と何が違っていたのでしょう?
米国経済の力強さが確認された、日本企業の業績が良くなっている、
利益確定の戻り売りが一巡したからなどと、さまざまな見解があります。
すべては後講釈。真実を知っている人は、いないかもしれません。

突然の株高を作ったテクニカル的な要因には、二つあります。
一つは、日本の公的資金。もう一つは、海外のヘッジファンドです。
公的年金とは、日銀とGPIF(年金積立管理運用独立行政法人)。
良いか悪いかは別として、日銀とGPIFが、国内最大の買い手です。

対する海外投資家は、売り手です。
特に、海外のヘッジファンドは、これまで強力な売り手でした。
2万円越えを阻止していたのも、彼らです。
しかし、売り手は、相場が反転すれば莫大な損を喰らいます。
それを防ぐために、買い戻しをします(これをショートカバーと呼ぶ)。

公的資金がきっかけを作り、ヘッジファンドが手のひらを返して、
その流れに乗った、というのが、今回の大反発のメカニズムです。
日本の株式市場は、その取引の6割を外国投資家が占めています。
その多くは短期的な投機的な動きで、利ざやを漁っているのです。
彼らが主役であるうちは、株高も安心できません。

株高だから、もっと投資したいと思われている人もいるのですが、
私は、2万円越えが堅実な動きとなるのか、
もう少し、見極める時間が必要かなと思います。
トランプ政権の行方も気になりますし。

ところで、短期的な利益を狙う投機家とて、
いつも大儲けしているわけではありません。
むしろ、巨大な損失と隣り合わせの背水の陣にいます。

それに比べたら、長期投資家はしたたかです。
10年、20年と売る必要のない資金で投資できているからです。
外国人の動向が株価を左右するもろい日本の株式市場ですが、
個人の長期投資家が、それを変えてくれると、私は信じています。
長期投資は、日本を、経済を、家計を強化してくれる、必勝の戦略です。
今日も、最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
皆さんにとって、素晴らしい6月でありますように!

北川邦弘公式ブログ運営スタッフより***************

いかがでしたでしょうか。

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