日銀がつぶれる日

こんにちは。

今回お送りする過去のメルマガは、

2017年5月9日配信「日銀がつぶれる日」です。

************************************************

おはようございます!ファイナンシャルDr.北川です。

さわやかな五月晴れですが、
今日はいささか憂うつな話題で失礼します。

日本の未来をあやぶむ悲観論はいくつかあります。

・財政が破たんして、預金封鎖される
・日本国債が投機筋の売り浴びせに会い、暴落する
・プラザ合意のような国際協調で、超円高になる
・少子高齢化が進み、年金制度が破たんする
・労働力不足で、経済が衰退する。

初めて聞く人は、びっくりするかもしれませんが、
こうした脅迫じみた悪魔の予言は、もう20年以上も前から、
ささやかれており、いっこうにその兆しは顕在化していません。
こうした極端なことは、まだ起きないだろうと私は思っています。
それよりも、実現性の高いシナリオがあります。
これを指摘する人は、あまりいないのですが、
私が心配している、日本銀行の破たんです。

日本銀行は、超低金利維持のために、国債を買い取っています。
国債を買うので、日銀の資産は膨らみます。
今の日銀の資産規模は400兆円と、国家のGDPの8割に匹敵します。

国債という資産の見返りに、当座預金という負債を有しています。
現在のところ、ゼロ金利なので、問題がないように見えます。
しかし、物価上昇が実現して、金利が上昇し始めると、どうなるでしょう。
資産として、ゼロ金利の国債を保有していますから、収入は増えません。
しかし、当座預金の金利は上昇しますから、
銀行などの預金者には、利子を払わねばなりません。
たとえば、金利が2%になったとしたら、年間の支払い利子は、8兆円となります。
これは、国家予算の実に1割に相当する金額です。

日本銀行は、経常赤字が増え続けて、債務超過におちいることでしょう。
政府が支ようにも、無い袖はふれません。
最終的にできることといえば、紙幣を刷りまくって、
ハイパーインフレを起こすことです。
そうなると、一番困窮するのは、国民です。

中央銀行が国債などを買い取ることは、欧米でも行われています。
しかし野放図に続けていると、中央銀行の危機に直結するので、
買取を早く止めて、資産を圧縮しようと計画します。
それが、現在の米国やEUで進行している出口戦略です。

しかし、日銀は、いまだその出口戦略を明らかにせず、
国債買取、資産膨張を、繰り返しています。
このままでは、日銀が破たんします。
最悪のシナリオを想定して対処することは、
投資家だけが考慮すべきアクションではありません。
これは、すべての国民が、想定し、備えるべき危機です。

日本人は優れた民族ですし、日本は立派な国家です。
しかし、こと経済や金融の分野になると、思考が浅いように見えます。
政府や役人がなんとかしてくれるという“お上頼み“から脱して、
自分の生活を防衛することを考えておかねばなりません。

私は、そのために、お客様の資産運用を国際分散で実践しています。
毎日の生活は、もっと細々したことに追われて、過ぎていきますが、
ときどきは、骨太な危機シナリオを考える時間を作りたいものです。
今日も、最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
皆さんの英知が、危機を乗り越えさせてくれますように!

北川邦弘公式ブログ運営スタッフより***************

いかがでしたでしょうか。

次回の過去メルマガは、「トランプ大統領は逮捕か、弾劾か?」です。

トランプ大統領はいったいどうなるのか?リスクとして認知しておく。というお話です。

お楽しみに!

北川のライフデザインやライフプランに興味ある方はぜひ、定期的に配信される

メルマガもご覧ください。

これからもメルマガの中から、お役立ち情報を掲載していきますので、次回もお楽しみに!

メルマガに登録していただければ、毎週、All About公式ガイドである資産運用のプロである
北川が「お金と人生の戦略」についてお届けします!
まだの方はぜひご登録を!

この記事に関連する記事


ブックマーク へのパーマリンク.

コメントは停止中です。