日本は社会主義国になる?

こんにちは。

今回お送りする過去のメルマガは、

2016年9月20日配信「日本は社会主義国になる?」です。

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おはようございます!ファイナンシャルDr.北川です。

さて、中国は共産主義国家で、キューバは社会主義国家、
アメリカは資本主義国家。だから、日本も資本主義…?
いや、実は世界の中で、日本は理想的な社会主義国家に近づいています。
1980年代に、米国で確定拠出年金が始まりました。俗にいう401kです。
これは、大衆の年金を企業の株式で運用する仕組みです。
年金資産は莫大なものなので、年金基金も労働組合も巨大な株主です。
結果として、すべての労働者が企業を一部所有する形となりました。

これは、マルクスが140年前に理想として掲げた、
労働者のための、労働者の企業の実現でした。
皮肉にも、最大の資本主義国で共産主義の構造が実現したと、注目されました。
その仕組みは、日本でも、確実に進行しています。
これが、社会主義化の第一のサインです。
それに加えて、現在の日本で進行しているのが、
国家が企業の大株主になる、民間企業の国営化?です。
日銀は、ETFを金融緩和のために購入を続けているのですが、
今年になって、年間3.3兆円の枠を6兆円に増やしました。

ETFとは上場投資信託の略で、
日経平均のインデックスファンドのようなもの。
安いコストで、市場全体の株式を購入できるので、
中央銀行が中立的に株式市場に介入する方法として使われています。

こうした日銀の株式購入によって、日経平均を構成する225銘柄のうち、
実に75%で日銀が大株主10以内に入っています。
中には、日銀が筆頭株主になる企業も増えているのです。
株主構成で見れば、企業の国有化が進んでいると言われるゆえんです。
日本において、経済競争の激化や所得の二極化など、
資本主義が先鋭化することが心配されている反面で、
粛々として経済構造のの社会主義化が進んでいます。

労働者の家計と国の中央銀行が、企業の大株主になるということは、
過去の偉大な経済学者だったマルクスもシュンペーターも、
まったく想像できなかった資本主義国家の姿。
もし生きていたら、この事態の推移を、
最大の好奇心を持って見守ることでしょう。

株式市場を媒介として、
家計と国家と企業が同一の利害関係を持つことは、
新しい良き社会を作っていくはずです。
私は、それを「進化」と呼びたい。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

北川邦弘公式ブログ運営スタッフより***************

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