親からの援助で家を買うのが常識ですが…

image「住まいを購入した人」、「購入したい人」に、資金援助をしてもらっているか聞いたところ、全体の40%が資金援助してもらっていることがわかったそうです。

ファイナンシャル・ドクター的には、これってどうなんだろうと疑問を感じてしまいます。

こういう親子間の贈与が習慣化しているのは、一つの前提があります。
・土地は値上がりするものだ。無理をしてでも若いうちに買っておけ。
・家賃はもったいない。どうせ払うなら住宅ローンを。
・家なら売りたい時に売れば元は取れる。

この前提は、土地神話が生きていた時代、団塊の世代がマイホームを買った時代の常識でした。しかし、今や様変わりしています。
・人口減少による不動産の値下がり傾向は明らか。
・長いローンを組みことで、定年後までローンに縛られる。
・地価の二極化が進めば、住宅の買い手不在の地域も出てくる。

親は親で、子どもの住宅確保にひと役買うことで、親としての満足感が得られるのかもしれません。しかし、私が親なら、価値が上昇していく資産を贈与したいと思います。昔は土地がその象徴だったのですが、今は違います。違うのに、昔の習慣だけが承継されていく。人間社会でよくある間違いです。

価値が上昇していく資産とは何でしょう?

きっと正解を言うと、違和感を持つ人が多いと思いますが、それは株式です。ただし、日本株を想像していはいけません。世界中の優良企業!これがもっとも有効な投資先です。

それを子どもが自分で見つけて始めるのはやっかい。なぜなら、正しい選択ができるまでに時間がかかるからです。だから、親が自分の体験の伝承として、世界株式のポートフォリオをプレゼントしてあげれば、子どもはその価値上昇の歴史を実体験として知ることができます。それが、最高の学びであり、そこから得られた知恵は極上の財産ではないでしょうか?

親の贈与資産から子が正しく学ぶことが出来れば、資産は親がくれた金額の何倍にも将来は増えていくことでしょう。

子どもを援助するなら、住宅ローンの呪縛ではなくて、投資の玉手箱を贈ってあげましょう。

家は買っても、価値が下がっていく償却資産であることを理解して、行動しましょう。

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