東南アジアで不動産投資

OLYMPUS DIGITAL CAMERA海外の不動産投資といえばアメリカがもっともメジャーな市場ですが、最近は東南アジアに目を向ける人が増えてきました。私もシンガポールにはよく行きますし、昨年はマレーシアで市場調査も済ませています。

マレーシアが日本人に好まれる理由には、マレーシアが日本人の投資を歓迎している、日本人にもローンをつけてくれる、渡航費も生活費も安いなどの理由があります。が、私が有利だと感じたのは、現地で海外駐在員などの日本人に物件を貸せることです。

海外での不動産投資のリスクにはいろいろなモノがありますが、一番理解できないことは入居者の不可解な行動です。賃貸契約には厳しい条件を突きつけてくるし、賃借中のマナーも決してよろしくはない、退室時には精算のトラブルが発生しかねない。そんな不安も、賃借人が日本人や邦人企業であればまったく気になりません。日本人は本当にマナーの良い国民なのです。

日本人が、現地のローンで買って、現地の日本人に貸すというのが、安全なパターンです。しかも、最近では日本のデベロッパーが物件を供給する側に回っています。三井不動産が開発しているクアラルンプールのミューズという2棟256戸のコンドミニアムですが、日本円にして5,000万円から1億2,000万円ほどの居住用コンドミニアムです。

http://www.tpcl.jp/pdf/Mews.pdf

こんなストーリーは、昔どこかで聞いたことがあります。そうです。バブル期にアメリカで起こった日本人の不動産買収ツアーを思い出しました。けっきょく、あの時は購入ブームの後に訪れた円高ですごい損失を出して、ほうほうの体で退散したことを覚えています。ブームに乗って投資をすることの怖さを思い知らされた体験です。

若い人が東南アジアで不動産投資を始めようとするには、金額が安くできるというメリットが引きがねになっているようですが、安易な挑戦には注意を促したいです。海外に現物投資をするのは、せめて1000万円単位の金融資産を築いてからにしてください。まずは、投資信託を使った国際分散投資で世界を体験することが、効率のよい方法です。

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